「美らサウンズコンサート2025in大阪」報告
2025年12月14日(日)大阪府堺市「国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)」多目的ホールにて、琉球フィルハーモニックにとって初の本土公演となった「美らサウンズコンサート2025 in 大阪」を開催、多くの皆さまのご支援とご協力のもと、盛会のうちに終了いたしました。
指揮は琉球フィル正指揮者の松元宏康さん、ナビゲーターは當銘直美さんが務め、ゲストには神戸市在住のメゾソプラノ歌手で視覚障害当事者でもある前川裕美さんを迎えて開催しました。
本公演は、関西地域においてもバリアフリーな音楽会の輪が広がることを願い、琉球フィルのメンバーに加え、関西で活動するフリーの音楽家や、関西のプロオーケストラに所属する奏者にも参加いただき、リハーサル時には、障害種別や特性についてのレクチャーを行い、出演者全員で理解を深めながら準備を進めました。
本番当日は、ほぼすべての障害種の方々が来場され、「美らサウンズコンサート」としては初めて、盲導犬とともに鑑賞された方も3名いらっしゃいました。
プログラムは、クラシックの名曲をはじめ、映画音楽、ゲーム音楽、そして沖縄の楽曲まで幅広いジャンルで構成され、なかでもワルツ風にアレンジされた《芭蕉布》は大変好評を博しました。
また「指揮に挑戦」コーナーでは、盲導犬と一緒に参加された方が力強いタクトを振り、勇壮な《トレアドール》が披露されるなど、会場は大きな感動に包まれました。
公演終了後には多くの温かいお言葉が寄せられ、本公演の意義と手応えを強く感じる機会となりました。
最後に、観客アンケートの中から、特に印象に残った声をご紹介します。
「最後は感動して涙が出ました。10年前に聴覚障害になり、もう無理だと思っていましたが、参加して本当によかったです。」(80代・肢体不自由/聴覚障害)「音楽は耳で聴くだけでなく、心と身体でも“聴く”ことができるものだと感じました。」(50代・障害のある友人と来場)




