マティアス・キルシュネライト スペシャルコンサート
3月7日パレット市民劇場にて、ドイツ正統派ピアニストとして世界各地でコンサートを行っている、マティアス・キルシュネライト氏のスペシャルコンサートを開催いたします。
本公演は、マティアス氏が、3月5日に県立芸術大学でのマスタークラスのために来沖するとのことで、ドイツ正統派でスタインウェイ アーティストの演奏を広く一般の方にも触れる機会を創出し、特に小・中・高校生には無料で彼の音楽性あふれる生の音に触れる機会を提供したい、との思いで急遽企画いたしました。
また、ヴァイオリニストとの共演CDを出すなど、コンチェルトを始め様々なアーティストとのアンサンブルにも定評のある彼と、琉球フィルハーモニックの客演首席チェロ奏者で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のフォアシュピーラー(副首席)の長南 牧人氏との共演により、ピアノだけでなく弦楽器を勉強している学生にも広く聴く機会を提供したいと考えます。
マティアス氏の友人でドイツ在住の音楽ジャーナリストである恒川 洋子氏が、琉球フィルハーモニックの顧問であることから、実現しました。
マティアス氏はドイツで、現在最も成功し注目されているドイツ人ピアニストの一人で、エコー賞受賞者である彼は南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)によると“ピアノの詩人”と称賛され、「彼は常に曲に内在する音楽的感情、物語、人間的側面を追求し芸術的理想を求めている。彼自身もドイツピアニストの流れをくむ一人として自負していて、レナーテ・クレッチュマー=フィッシャー、コンラート・ハンゼン、エトヴィン・フィッシャー、マルティン・クラウゼと、さらにさかのぼるとフランツ・リストまで直接連なっている。」と評されています。
今回の公演ではドイツの作曲家以外にもモーツァルトやショパンも取り上げた、多彩なプログラムとなっていて、さらにお馴染みの名曲もお楽しみいただけます。
さらにゲストに琉球フィル客演首席チェロ奏者の長南 牧人氏との共演によるシューマンの「幻想小曲集」や、ベートーヴェンのチェロソナタなど、聴き応えのある内容となっています。
皆様のご来場をお待ちしております。 詳細はこちらをクリック