タイフーンfm「ヒトワク」出演
(公財)みらいファンド沖縄をとおして2013年から琉球フィルが行っている「へき地校公演事業」について、5月28日のタイフーンfm「ヒトワク」に出演しました。(パーソナリティー:諸見里 杉子さん)
沖縄県内では離島を含む僻地校が数多く存在し(平成26年度:生徒数10名以下の小・中学校28校)、地理的要因・経済的要因 等の理由で、プロの演奏家による生演奏に出会い、音楽の感動を共有する機会が極端に少ない環境にあります。
文化庁や沖縄県教育庁等の演奏者派遣事業も行われていますが、予算面等の関係で公演数は限られていて、学校を卒業するまでに一度も生演奏に接する事の出来ない子供たちも数多く存在します。
全国的に見ても沖縄県は郷土芸能の宝庫ですが、先人たちが外国との交流をとおして異文化と接し、その中から沖縄の文化が構築されました。
私たちはまだ馴染みの薄い西洋のクラシック音楽演奏をとおして、子供たちに新たなインスピレーションが生まれ、新たな沖縄文化を開花させる可能性をこれまでの演奏活動をとおして感じています。
琉球フィルでは、これまで生演奏を聴く機会の少ない僻地校を中心に、音楽の素晴らしさを一人でも多くの子供たちに届けられよう努力したいと思います。
この取り組みにご賛同される方は、ご協力をお願いいたします。
昨年度は大宜味村の津波小学校に演奏をお届けしました。
「ヒトワク」の放送内容はポッドキャスティングで試聴できます。