「響け!復興へのハーモニー~つながる未来~」報告

琉球フィルハーモニックオーケストラ

「響け!復興へのハーモニー~つながる未来~」報告

3月20日(日)パレット市民劇場にて琉球フィルハーモニック主催「東日本大震災から5年『響け!復興へのハーモニー ~つながる未来~』岩手・宮城・福島・沖縄の子どもたちによる合同オーケストラコンサート」が開催されました。本公演は琉球フィルハーモニックが運営している那覇ジュニアオーケストラ(約50名)と「エル・システマジャパン大槌子どもオーケストラ」(岩手県大槌町)、「仙台ジュニアオーケストラ」(宮城県仙台市)、「エル・システマジャパン相馬子どもオーケストラ」(福島県相馬市)の子供たち13名を沖縄に招き、音楽をとおして交流を深め、被災地と沖縄の「ユイマール(絆)」の架け橋となることを目的として公演を開催しました。 東北3県の子供たちは公演前日の夕方に到着し、空港からリハーサル会場に直行しました。最初は表情の硬かった子供たちでしたが、リハーサルの合間の夕食時にはみんな一緒になっておしゃべりに花を咲かせながらお弁当を頬張っていました。夕食後のリハーサルでは徐々に音にもまとまりができてきました。公演の最初に、サントリー芸術財団の佐々木 亮氏にご登壇頂き「第4回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞」の授賞式を行いました。そして、震災で亡くなられた方々へモーツァルト作曲の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を合唱とともに献奏。演奏が進むにつれオーケストラに一体感が生まれてきました。コンサート最後の曲「花は咲く」を演奏。会場の皆さんも一緒に歌ってくれました。またアンコールとして被災地の一日も早い復興を願い「ふるさと」を演奏。会場から大きな拍手を受けながらコンサートを終えました。終演後、来場いただきました多くの方から嬉しい声が寄せられました。今回の公演をきっかけに、子供たちが友情を育み、未来に向かって交流が続いていくことを願います。御来場下さいました皆様、協力を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。  詳細は那覇ジュニアオーケストラFacebookをご覧ください。こちらをクリック

全体写真   仙台ジュニアと那覇ジュニアの管楽器メンバー   那覇市長とともに   東北3県から子供達到着