「県民クラシックコンサート2020」報告

琉球フィルハーモニックオーケストラ

「県民クラシックコンサート2020」報告

沖縄県「令和元年度地域クラシックコンサート実施事業補助事業」として「県民クラシックコンサート2020」の公演を、2月9日に国頭村奥の奥小学校体育館(琉球フィル主催)、2月11日に座間味村座間味小中学校体育館(座間味村教育委員会主催)の二カ所でおこないました。本公演は2014年度より6年連続で開催し、これまで12カ所(金武町・読谷村・久米島・与那原町・大宜味村・渡嘉敷島・久高島・今帰仁村・那覇市・竹富島・国頭村・座間味島)を訪れました。

本事業は沖縄県内に拠点を有するプロの交響楽団が、沖縄県内で実施するオーケストラによる地域住民のためのクラシックコンサートを開催し、県民が優れた文化芸術を鑑賞できる機会の拡充を図ることを目的としています。

今回も琉球フィル正指揮者の松元 宏康さんのタクトで、琉球フィルオリジナルの「沖縄のメロディーによるオーケストラ入門」(解説/当山 彰一)やクラシックの名曲から映画・ゲーム音楽などの演奏や、ゲストに唄者の新良 幸人さんを迎ての共演など、多彩なプログラムをお楽しみいただきました。

国頭公演では奥小学校の全児童で構成する「奥っ子合唱団」と嵐の「ふるさと」を共演、また「安波節」を新良 幸人さんと共演し、大きな拍手が沸き起こりました。座間味公演は3年前に計画されていましたが、荒天のため島に渡れずに急遽那覇市での開催となりました。今回は天気に恵まれ、無事に公演を行う事が出来、地元の方も、オケのメンバーも喜びに溢れた公演となりました。 どちらの公演も準備していた椅子が足りなくなるほど多くの方が訪れました。

公演開催にあたりごお声掛け頂きました座間味村教育委員会 様、ご協力を賜わりました国頭村教育委員会 様 はじめ 多くの皆様に心より感謝申し上げます。

国頭公演

「奥っこ合唱団」との共演

「安波節」を新良幸人さんと共演

指揮に挑戦!

座間味公演

ゲストの新良 幸人さん

座間味村教育長が「鍛冶屋のポルカ」で共演!

指揮に挑戦