「慶良間でジャズしませんか?」報告
沖縄県「平成 31 年度 地域の文化芸術振興事業」の委託を受けて、琉球フィルハーモニック ジャズプレイヤーズによる「慶良間でジャズしませんか?」コンサート&ワークショップを2020年1月24日に座間味村(座間味小中学校体育館)、1月25日に渡嘉敷村(渡嘉敷村中央公民館)にて開催いたしました。
この事業は、都市部と比較して実演家による文化芸術舞台公演に触れる機会の少ない離島・過疎地域等において、沖縄県と市町村が連携して地域住民に対して専門家による文化芸術の鑑賞および体験する機会の提供を行うことで芸術の感動を体感できる環境づくりを行うことを目的にしています。
演奏を担当した「琉球フィルハーモニック ジャズプレイヤーズ」(サックス/ブン岩崎、トランペット/川上 肇、トロンボーン/真栄里 英樹、ベース/高尾 英樹、ピアノ/櫻井 萌、ドラムス/川原 大輔)はディアマンテスや琉球チムドン楽団などで活躍している、県内トップジャズミュージシャンで構成され、さらに、全国で活躍している実力派ヴォーカリスト 安富祖 貴子さんをゲストヴォーカリストに迎え、3年前から公演を続けています
今回も公演に先立ち、トロンボーンの真栄里さんが講師を務めた「おもいっきりジャズをたのしむために」と題したワークショップでは、ジャズの歴史探訪・リズムの世界・アドリブのルールなどを分かりやすく解説。大人から小学生まで幅広い年齢層が参加しました。また、事前に安富祖さんからネットをとおしてレッスンを受け、当日プロのバンドをバックに演奏会で歌声を披露するワークショップ「憧れのジャズヴォーカル」では今回中学1年生の北見 瑠莉さんが挑戦し、コンサートの中で課題曲の「All of me」を披露し、客席から大きな拍手と歓声が送られました。
トークを交えたジャズコンサートの観客は終始笑顔でジャズ演奏を楽しんでいました。公演後のアンケートでは、来場者の約9割の方に「とても良かった」「良かった」と回答をいただきました。
公演開催にあたりご協力を賜わりました座間味村教育委員会 様、渡嘉敷村教育委員会 様 はじめ 多くの皆様に心より感謝申し上げます。
座間味村公演
渡嘉敷村公演
「憧れのジャズヴォーカル」を受講した北見 瑠莉さん(中学1年生)
安富祖さんと一緒に
新聞記事